『デザインのドリル』とは?
『デザインのドリル』は、ソシム社から出版されているその名の通りデザインを学ぶためのドリルです。30の題材が掲載されており、トレースをしたり模写をしたりしてデザインスキルの向上を目指します。全30題のバナートレース完走を目指して頑張ります!
振り返り

※バナートレース実施から投稿までにタイムラグがあるのはご了承ください。。。^^;
今回は比較的シンプルなデザインだったので、40分で終わりました。とはいえ目標タイムは30分だったと思うので、もう少し早くできるようになりたいなとも思います。
デザイン分析 – 優先順位
今回のテーマは「優先順位」です。私は、このチラシの優先順位は次の通りと考えました。
- 写真
- 写真展のタイトル「手の中にあるもの」
- アーティスト名「Kunii Chihiro写真展」
- 住所
- 英語タイトル
また、優先順位をつけるために使われている手法は主に以下の4つかと思います。
- 配置
- カラーリング
- ジャンプ率
- あしらい
目線の動きを考えると、
①まず中央やや上に大きく配置された写真に目が入ります。全体的にモノトーンでまとめているので、一番目立たせたい写真のあたたかいカラーがよく映えています。
②次に目に入るのが写真展のタイトル「手の中にあるもの」です。他の情報よりジャンプ率が高いこと、カギカッコ風のあしらいによって写真の次に目立つように視線を誘導しています。
③④情報が縦に並んでいるので、続けてアーティスト名と住所が目に入ります。
(アーティスト名はタイトルより上にあるので先に目に入る方もいるかもしれませんが、情報の優先順位としてはタイトルが上位と考えたのでこの順番にしています。)
⑤英語タイトルはあしらい風に使われています。
デザイン分析 – バランス
英語タイトルを左上に、住所を右下に置くことで、情報が対角線の配置となっています。左右に偏りがないのでバランス良く見えます。
また、英語タイトルは若干写真に被っているので、デザインに動きが加わっています。
まとめ
今回は主に「優先順位」を分析しました。使われていた手法は以下の4つです。
- 配置
- カラーリング
- ジャンプ率
- あしらい
色々な手法を組み合わせて、目線を思い通りに誘導できるようになりたいです!
次の演習2はこちらからチェックできます。
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