こんにちは。Halcana(@halcana21)です。
今回はデザインのドリルの演習19です。フレッシュジュースのポスターをトレースしました。
振り返り

トレースしていてオレンジジュースが飲みたい気分になりました。笑
ターゲットが誰なのかに悩みましたが、写真が自然を背景に写っている(切り取られていますがオレンジジュースも実は石の上に乗っている)ことや「フレッシュ」という言葉をコピーに使っていることからコストパフォーマンスや安さではなく「質」をアピールしたいのではないかと思いました。
朝の時間に質のいいジュースを飲んで元気になりたいと思っている人に向けた広告ではないかと推察しました。
デザイン分析 – 違和感のある配置
今回のポイントは、違和感のある配置です。
このポスターのデザインは、デザイン4原則をあえて無視することで違和感を生み、目を引くデザインになっています。

デザイン4原則ってなんだっけ?
この4つだよ!

- 整列(そろえる)
- 近接(まとめる)
- 反復(繰り返す)
- 対比(優先順位を明確にする)
(参考:デザナビ デザイナーなら知っておきたい基礎知識「デザイン4原則」)
このポスターは、あえて整列させないデザインになっています。
コピーが右上がりになっていたり、はみ出し気味に配置されていたり、ジュースは逆に右下がりに配置されていたり、と揃わない配置になっています。
世の中の多くのデザインはきちんと整列されている中で、このポスターはそれを外れたデザインになっているので、見る人は違和感を感じ目を留めるんですね。
でも、ただ4原則を守らなければいいわけではありません。
ポスターをよく見ると、他の3つの原則はきちんと守られています。
- 近接…サブのコピーやロゴは右下にまとめられている
- 反復…フォントはゴシック体で統一、カラーもオレンジ系・グリーン系で統一
- 対比…カラーの対比、メインのコピー・写真の大きさに対しサブのコピーは小さめに配置

原則は守った上で、あえて一部だけ外すからいいデザインになるんだね!
まとめ
今回は演習19を題材に、違和感を味方にする方法を学びました!
基本的には4原則を守り、あえてポイントだけ無視するのが違和感を生みつつ素敵に見えるデザインのポイントでした。基本から段々と応用編に入っている感じがしますね。デザインのドリルも終盤に近づいてきたので、この勢いで進めていきたいです。
一つ前の演習18はこちらからチェックできます!
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