こんにちは。Halcana(@halcana21)です。
今回はデザインのドリルの演習9です。簡単な攻略法と補色の効果をまとめます!
振り返り&攻略法
振り返り

今回は50分でトレースできました!Illustratorを使った場合の目標時間が45分であることを考えるとかなり健闘したのではないかと思います。
攻略法
今回は次の手順で進めました。
- 素材をスライスツールで切り取る
- スライスツールの使い方はこちら↓
【スライスツールの使い方】Photoshopでトライ!デザインのドリル バナートレース #3
- スライスツールの使い方はこちら↓
- イラスト・文字を配置
- シェイプツールで白い図形を作成
- 背景を配置
- オリジナルを横に並べ、見比べて細かいところを修正
デザイン分析 - 補色の効果
今回のポイントは補色の効果です。
このチラシは、黄色と紫の補色関係の色を使った配色になっています。
補色とは?
補色とは、色相環の真反対に位置する色を言います。
下記の色相環を見ると、黄色(8:Y)の反対は紫(20:V)となっています。
(8:Yや20:VはPCCSでの色の名前です。気にしなくても問題ないですが詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。)

他にも、オレンジ(5:O)の補色は青(17:B)、赤(2:R)の補色は緑(14:BG)となっています。
補色の効果
補色にはお互いの色を引き立てる効果があります。
今回のチラシでは、黄色と紫がお互いを引き立てあってより鮮やかに見せていますね。

補色はよく目立つのでインパクトを出したい時もおすすめ!
また、黄色と紫は明度差が大きい組み合わせです。
文字情報に明度が低い紫を使うことで、読み取りやすさにつながっています。

補色が目立つなら、緑と赤の組み合わせでもいいのかな?
緑と赤は明度差が小さいから要注意!明度に差をつければ読みやすい配色になるよ!

明度差と読みやすさの関係について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!
誘目性と視認性の違い【カラーコーディネーター検定スタンダードクラス】
ちなみに、色相環は上に行くほど明度が高く(白に近い)、下に行くほど明度が低く(黒に近い)なります。
まとめ
今回はデザインのドリル演習9のバナートレースを行いました。
補色を効果的に使うことで、見やすく、インパクトのあるデザインにすることができます。
明度に差をつけることも忘れないようにしましょう!
一つ前のデザインのドリル演習8はこちらからチェックできます。
次のデザインのドリル演習10はこちらから。
コメント