こんにちは。Halcana(@halcana21)です。
今回はカラーコーディネーター検定スタンダードクラスの範囲から、ハント効果を解説します。
テキストを読んでなんとなく理解はできたのですが、実際のところそんなに変わるかな?とも感じ、自分で写真を撮って実験してみました。専用の道具なしの素人の撮影なので写真のレベルはあれですが笑、ちょっとした暇つぶしに読んでみてください。
参考:
『スピード合格!カラーコーディネーター【スタンダードクラス】テキスト&問題集』
垣田玲子・著(2020) 株式会社ナツメ社
大塚電子株式会社 Webで学ぶ 『イメージで分かる』光源の明るさ
ハント効果
ハント効果とは、照明光の照度が高くなると、物体の有彩色がより鮮やかに見えるようになる効果を言います。
照度とは?
「照明光の照度が高くなると」とありますが、照度とはなんでしょうか?
照度は、光の明るさを表す指標です。英語では「brightness」といい、色の明度(lightness)とは区別されるので要注意!
単位はlx(ルクス)です。
ハント効果とは?
この「照度」が高いということは、より多くの光が当たっているということです。
ハント効果とは、物体により多くの光が当たっているとき、その有彩色が鮮やかに見えるようになるという効果なのです。
実験してみました
文字にすると30字くらいですが、正直よくわからん…という方もいると思うので、実験してみました!
ただ、悔しい限りなのですがHalcanaの写真撮影能力はイマイチなので、そんなに劇的な違いのある写真は撮れませんでした… とはいえせっかく撮影したので温かい目で見てください^^;

くまさんとお友達を撮影してみました!


部屋のメイン照明だけで撮影したから、なんか薄暗いね…
もうちょっと照明を足して照度を上げてみたら?


OK!こんな感じでどう?

より多くの光が当たって、色が鮮やかに見えるようになったと思うよ!

これが私の撮影能力の限界でした…笑 とはいえ、並べて比べるとわかりやすいんですよ!

ピンクのひよこちゃんを見てください!明らかに左より色鮮やかに見えませんか!?
くまさんも、特に左足のあたりの鮮やかさが上がっていると思いませんか?
これで無事にハント効果が証明できましたね!(そういうことにしましょう)
ところで余談ですが、撮影スタジオって下の画像みたいなイメージがありませんか?

光を反射するように背景は真っ白だし、大きな照明が3つもありますね。こんなスタジオで撮れば、ハント効果が最大限に発揮されるに違いありません。
(私の間に合わせスタジオ@机とは月とすっぽんだ笑)
おわりに
今回はハント効果を取り上げました。ポイントは以下の通りです。
- ハント効果=照明光の照度が高くなると、物体の有彩色がより鮮やかに見えるようになる効果
- 照度(lx, ルクス)は、光の明るさを表す指標
商品・展示物のディスプレイは、ハント効果を最大限に利用するためによく考えられた照明が使われていますので、お買い物に行ったときなど、照明にも注目してみるといいかもしれません。
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