Photoshopでトライ！デザインのドリル バナートレース #22【構図の分析】

こんにちは。Halcana（@halcana21）です。

今回はデザインのドリルの演習22です。

振り返り

熊本の雄大な風景が全面にデザインされたポスターになっています。

見比べてみるとトレースは「女子旅」の文字が薄い印象を受けます…。境界線をもう少し太くしたほうがよかったかもしれません。

デザイン分析 – 構図

今回は構図の分析をしていきたいと思います。ポイントは以下の3つです。

• 写真の配置→裁ち落とし
• 写真のトリミング→3分割構図
• 余白の利用

写真の配置

このポスターでは、写真が裁ち落としで配置されています。

４辺全てが立ち落としとなっており、画面の広がりや壮大さを感じさせます。今回のような遠くに海を望む花畑の景色にはぴったりですね。

ちなみに、印刷物のデザインに裁ち落としを使うときは、裁断時のことを考えて少しはみ出すように写真を配置する必要があります。

写真のトリミング

写真の構成をよくみると、下側約3分の1が花畑になっています。

3分割構図とは、画面を縦横それぞれ3分割し、その線や交点を利用して被写体を配置する方法です。

Photoshopでトライ！デザインのドリル バナートレース #21【3分割構図とは？】

Photoshopでデザインのドリル演習21に取り組みました。今回のポイントは【3分割構図】です。写真をうまく切り取りたいときは、何を基準にすればいいのかを解説します。ちょっと意識するだけで、あなたの写真もワンランクアップしちゃいます！

dotsandlines.net

2023.04.25

3分割構図を利用すると、バランスが取れた魅力的な写真になるので、トリミングする際は意識するといいと思います！

余白の利用

最後に、文字情報の配置を見てみましょう。

文字情報は、ほとんどが左上の余白にまとめられていますね。

また、配色は白一色になっていて、景色を邪魔しないようになっています。景色の色合いがとても綺麗なので、余計な色は足さないほうが綺麗にまとまりますね。

おまけ：デザインで伝える

構図とはあまり関係がないのですが、今回のデザインで素敵だと思ったポイントを一つ。

このツアーの目的の一つは、左上に「フォトジェニックな旅へ」とあることからも綺麗な写真が撮れることだと思います。このことを、文字で強調するのではなく四隅のカギカッコ状のあしらいで表現しているのがおしゃれだなと思いました。

強く強調しなくても、デザインでそれとなく伝えるのがプロの技って感じがしていいなと思います。

まとめ

今回は演習22の振り返りと構図の分析を行いました。

一見シンプルなポスターですが、色々な工夫がされています。また、「デザインで伝える」方法は、私もぜひ身につけたいなと思いました。

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