こんにちは。Halcana(@halcana21)です。
今回はデザインのドリルの演習23です。美味しそうなドリンクのポスターをトレースしました!
振り返り
今回は80分ほどで終了しました。要素が多かったのでいつもよりは時間がかかりましたが、目標タイムよりは早めに終わらせることができました。
この課題のメインだった写真の切り抜きは、オブジェクト選択ツールを使ってあっという間に終わりました!
技術の進歩ってすごいね…
切り抜いた後の境界線に若干背景が残っていたので、レイヤーマスクのグローバル調整(レイヤーパネル>該当のレイヤーのマスク部分をダブルクリック>属性パネル>グローバル調整)で調整しました。
デザイン分析 – 多色配色
今回のポスターは、白を含めると5色も色が使われています。
でもごちゃごちゃせずにまとまりのあるデザインだよね。
どうしてまとまったデザインに見えるのか、分析していこう!
配色の比率
配色には黄金比があります。
バランスが取れて綺麗に見える配色は以下のような比率と言われています。
- ベースカラー:70%
- メインカラー:25%
- アクセントカラー:5%
(参考:chot.design はじめてのデザイン 〜デザインの基本・考え方〜 3-6. 配色のルール)
今回のポスターを見てみると、アクセントカラーは複数あるためその分比率が大きくなっているものの、大まかな比率は上記の比率に従っていることがわかります。
ベースカラーはピンク、メインカラーはグリーンだね。
多色使いをしても黄金比は守ることで、バランスの取れたデザインにすることができます。
被写体と合わせた配色
2つ目のポイントは、被写体と合わせた配色です。
被写体自体の配色を観察してみると、こちらもポスター全体と同じ配色になっています。
ピンクが約7割、グリーンが2-3割、アクセントでイエローが入っているね。
おそらく商品の写真があって、そこからデザインを考案しているとはずなので、被写体の配色にデザインを合わせているんですね。
そのおかげで、デザインとメインの被写体がお互いに邪魔せずに調和しています。
補色の活用
最後のポイントは、補色です。
赤と緑は補色の関係にあり、お互いの色を引き立てる役割があります。
このポスターでは明るくソフトな色合いになってるね。
とはいえ、ピンクの背景の中に緑色のソフトクリーム部分がくるように配置をすることで、補色の効果でソフトクリームが色鮮やかに見えるように工夫されているのだと思います。
まとめ
演習23の振り返りと、多色配色でもバランスが取れて見える理由を考察しました。
黄金比を守り、被写体と合わせた配色にし、色の効果も利用することでバランスの取れたデザインになるよう工夫されていましたね。
多色使いはレベルが高いかと思いますが、今回のポイントを押さえて挑戦してみてください!
一つ前の演習22はこちらからチェックできます。
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